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何て事の無い 出逢いって言うんだろう
ただ 笑ってる君が居て
いつものように 僕は酔っていて

少し日陽けした肩に 髪の毛がフワリ
それが心をくすぐったよ
そんな感じが なつかしかったな

時間は 動いていたんだろうけど
僕等は子供みたいに はしゃいで
それができたのは 君のおかげだね

変にお互いを さぐり合わなくても
何かこれで いいんだみたいな
はやりの言葉も 出てこなかったっけ

タクロウって酔うと 陽気になるんだねって
君に教えられたよ
そう言えば君は いくつだったっけ

僕のイメージって そうらしいよ
女の子の間では
陰気で こわいんだってさ

僕の趣味は 雨の日のドライブと
ダイエーでの お買い物
君は僕のソックスを 笑ったね

今度連れてって あげたいな
女の子の気取り屋は
何かと言えば クリスタルなブランドものでしょう

君を好きだとか キライだとか
大事なことなんだろうけど
ちっとも聞こうとしないんだね

どうしてそんなに 性格がいいの
僕はそこに あこがれちまって
だけどやっぱり 心配にもなっちまった

知ってるよ 本当の君の淋しさを
やさしい心の奥を
だからいつも 言葉も少ないんだね

なぐさめたり なぐさめあったり
つまんないことだよね
このままが一番に 思えるものね
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