夢酔枕

泣きながら飲ませて あんたが逃げたから
からっぽの心に お酒をつぎたして
泣きながら飲ませて もう一度逢えたなら
昔のあたしに 今すぐもどれる

*外は雨 みぞれの雨 それとも涙の雨か
優しさなんか 恋しくないよ
ぬくもりなんか 欲しくはないよ
どうせ ひとりの 夢酔枕*

思い出よ酔わせて あたしが悪いから
生きてた今日まで 一番惚れていた
思い出よ酔わせて 涙が涸れるまで
あんたの他には 許してないから

外は雨 遣らずの雨 それとも未練の雨か
ため息つけば 面影だけが
灯を消せば 雨音だけが
どうせ ひとりの 夢酔枕

(*くり返し)
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