enough

僕は贅沢を田に変えて 汗をかく農夫になりたい 嘘です が嘘です
風に負けて倒れた木々の枝で家を建てるべきだ 嘘です それも嘘です

何度でも何度でも 嘘つくよ 人らしく
疲れても それしかもうないんだ

庭で死んでいた蝉を見て いつか一人になると知った
本当です 本当です
その時にはどうか悲しみが僕に残っていませんように
だけどさ だけどさ

何度でも何度でも 嘘つくよ 人らしく
疲れても それしかもうないんだ

それは蜃気楼 僕は夜の船 浮かび消える蜃気楼 聴こえてる悲鳴
心はがんじがらめ 本音は嘘の中 ゆらゆらゆらゆらゆらゆら 漂うだけ

僕は贅沢です だからさ 少しでも余裕がある時には 笑ってさ 笑ってさ
たまに正直な君の事を想ってさ 話すようにするよ
直喩のまま 直喩のまま

何度でも何度でも 話すんだ 僕らしく
嘘でもいい 嘘でもいい話を
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