恋のショットガン(懲りないふたり)

ねぇ あなたのコトバ
あたしの胸を撃ちぬいてるわ いつも
傷ついてること 感じてほしいのに...
どーしてよ?
ねぇ あたしのタイド
あなたを壁に追いつめてくわ いつも
そぅ、わかってるのに スナオじゃないふたり

そうよたまに反論しても
あなたは言うわ
“女って単純で感情的すぎるよ...”

ピンクのセルロイドでできた
色水入りのshotgun
眠りにつくあなたに そっと
狙いをつけてるわ
“もう降参だといいなさい!”

ねぇ あたしの好きな映画を
まるでメロドラマだって言うのね
たまにはふたり泣いたりしたいのに...
どーしてよ?
やさしくされても 酷たくしても
涙がでるの なのに
ねぇ? はなれたままじゃ生きられないふたり...

なん百回めかのケンカして
あたしは言った
“もうたくさんだわ 出ていくわ! ヒドイ人ね!”

ピンクのセルロイドでできた
色水入りのショットガン
かかえたカバンのなか そっと
泣きながらしまった
“今度こそは本気よ!”

町のはずれのモーテルでくだまいてたら
“誰より愛してる”ってあなたからの手紙

ピンクのセルロイドでできた
色水入りのショットガン
真顔でドアをあけた そう
あなたに命中させた!
“もう降参だといいなさい!”

はなれてたぶんだけ キスしよう!

(そして最初にもどる、永遠にくりかえす...)
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