ふるさと

信号待ちの 人混みの中 誰かに呼ばれた そんな気がして
振り向けばそこに 忘れかけてた わたしの愛が 孤独に泣いてた

破れた夢を 繕いながら 心のふるさと 招き続けた
あなたの愛を たどり着くまで 虚ろな街を さまよい歩いた

生まれた場所でもなく 育った所でもなく
あなたこそ探し続けた わたしのふるさと

硝子の街に 目を奪われて 生きてゆく意味を なくしかけてた
淋しさの中で あなたとであい わたしの愛が はじめて笑った

たとえばあなたは ひとつぶの雨 たとえばあなたは 流れゆく川
すべての苦しみ 洗い流して わたしをいつも 迎えてくれる

生まれた場所でもなく 育った所でもなく
あなたこそ探し続けた わたしのふるさと

生まれた場所でもなく 育った所でもなく
あなたこそ探し続けた わたしのふるさと
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