キョーコとタカシ

キョーコとタカシは旅に出る
昨日までと 違う空を探しに…
アパートの猫は 人に預けたよ
わざとさらりと 背中を向けた
淋しがりや
どこへ行く当てもなくて
なんとなく 列車に乗る
しあわせになりたい
きっかけが欲しかった

思い出し笑い できるような
生き方しよう
今は つらくても いつかきっと
AH ― 土産話

キョーコはタカシに聞いてみた
終着駅 着いちゃったらどうするの?
その先も続く人生と同じ
人は 誰でも 生きてる限り
旅の途中
朝焼けのその強さに
夕焼けのそのやさしさに
目に映るすべてが
しあわせと知りました

思い出し笑い できる頃に
家に帰ろう
雨 止んだ空に 架かる虹を
AH ― 見つけようか

思い出し笑い できるような
生き方しよう
今は つらくても いつかきっと
AH ― 土産話
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