FROM 12 TO 4

PM9 時5歳 僕は未知の世界へ
明日が今日になる一瞬を見てみたいだけ

瞼の裏には映像 夢ん中で声はビブラート
歩いてる地面はぐにゃり あれ?気づいたらもう朝だ

AM3 時23 歳 僕は自分の部屋で
だんだん朝が夜を隠していくのを見てる

目に入る通販のCM 耳につくカブのエンジン音
もう朝だっていうのに あれ?眠気は息を引き取った

無重力の夜を飛び回って僕は
新しい朝に向かっていた きっと
僕の中のあれもこれも全部
あの頃は夜が吸い込んでくれてた

大人は僕を寝かしつけては楽しいことを
起きていようと我慢していても眠りの悪魔が

いつから大人になり夜を跨げたんだろう
いつから一日は始まりなんだろう
Down Down Down
意味もなく眠れないんだよ

無重力の夜を飛び回って僕は
新しい朝に向かっていた きっと
僕の中のあれもこれも全部
あの頃は夜が吸い込んでくれてた

始まりも終わりも 闇も光も
UFO もおばけも 現実も夢も
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