アースコード(ver.118STG)

思い出を食べ散らかして途方に暮れた
戯けては魅せた双眼鏡
ただ心の中ではそうじゃない
チョコ程甘くはない日々を
置き去る僕等の証しにさ
でも名前はないから その他大勢の抜け殻

どうして僕等は穴だらけ何歳になっても
それを隠して目指す風景
ただ飛び込む先も理想じゃない
地を這い 漸く天を睨んだ
途切れるな キミの大声よ
今 名前はなくても その他大勢の中から

脈に伝った2連のノックは届かないのかね
やがてこの意味を知る時に
遅過ぎたって嘆かぬよう
痛い雨に出会うから今度は負けやしないと誓う
背中に捕らえた追い風が
駆ける瞬間に合わせて

陽なたに書くことを止めてしまった僕等の物語
なぁまた目を見開いて記憶に読ませて
生まれてきた事を報そうと
声を枯らして泣き叫んだの
あの日から同じように何時でも奏でた
アースコードを

先の尖ったブーツで
いくつも石を蹴り上げたのを
泥に浸かっていた僕でも
忘れてないのを知っていて
忘れてないから生きてる

偉くもなければ
「すべてを終えよう。」と答える資格もない
今の今まで憶えた記憶は誇れる?
目で耳で鼻で口で指で
刻む今日も自分と呼んだ
ここからも同じように何時でも奏でる
アースコードを
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