俺たちの春

越える山坂 お前の手をかりて
歩いて来たな 疲れてないか
ふり向けば 数々の
背負(しょ)った苦労の 七坂峠
あゝ春が来る 俺たちの春が
いつかは必ず 花も咲く

俺の背中に やさしく手をおいて
好きよと書いて はにかむお前
夫婦(ふたり)酒 飲む夜は
惚れたお前の うなじも赤い
あゝ春が来る 俺たちの春が
いつかは必ず 花も咲く

歩く宮坂 小雨に濡れながら
音する玉ジャリ 喜ぶお前
呼び止めて 二人して
引いたおみくじ 合縁奇縁
あゝ春が来る 俺たちの春が
いつかは必ず 花も咲く