時よ

どうしていいか わからなかった
どうすれば あなたが幸せになれるのか

時計の針が一つずつ鳴るごとに悩んだ
夜も眠れず 惨めで 出てくるのは涙だけ

時よ どうか止まって
初めて感じたの“守りたい”って
誰よりも強く 願い誓った時が
涙で流れていく

何が悪いの 何が正しい
もうろうとしている 一人きりの日曜

賑わう雑踏に紛れても
がむしゃらに仕事したって
身体の中は あなたの鼓動が針を刻んでる

時よ どうか止まって
夢が夢を壊してしまいそう
誰よりも近く 共に歩いた坂道
夕日でにじんでいく

でもこうしてる間にも
時は時を呼んでいた
あと少しもう少しだけでいいから
一緒にいたいよ

時よ どうか止まって
まばらな希望さえも ばらばらに
これが運命だと言うの?
それなら これからは 何が見えるの

時よ どうか止まって
初めて感じたの“守りたい”って
誰よりも強く 願い誓った時は
涙で流れていく

嗚呼 愛しき人は 時となる…
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