さよならルーニー

「ねぇ あぶないよ こっちにきて。」
そう 手をとって守ってくれてたね

いつからか あなたのその何気ない
優しさにさえ もう慣れてたわたし

さよなら ルーニー
余計なものまで欲しがって
大切だった あなたを傷つけてた
二人でただ笑いあえる
それでよかったのに

ねぇ ほんとはそばにいるだけで
もう 心が満たされていたのにね

いつからか 流れる雲のように
少しずつ変わってた あなたとわたし

さよなら ルーニー
余計なものまで欲しがって
大切だった あなたを困らせてた
風の中で響いた声
あなたがよみがえる

さよなら ルーニー
あの頃全てを知りたくて
答えはないのに いつでも拾い集めた
二人でただ笑いあえる
それでよかったのに

もう戻れない時を一人
抱きしめた 夕暮れ
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