…雲が行く

窓に降り続く雨は いつのまにか止んでいて
狭い部屋で気付くんだ
“僕の胸を覆ってた雨雲も消えてる”って
光に気付くんだ

どんなに手を伸ばしても 届かない雲のように
高尚な僕じゃないけれど もう少しだけ頑張ってみるよ

そう言えばここんとこは 随分と世話になった
アンタの事に気付くんだ
励ましてくれてんだろ? しょうもないギャグを言って
笑えはしないけど

傍にいてくれた人が 変わらずにいるはずさ
だからまた前を向いて 歩いていけるのさ

今 雲が行く…

どんなに手を伸ばしても 届かない雲のように
高尚な僕じゃないけれど もう少しだけ頑張ってみるよ

僕を励ますために 必死になってたアンタは
6月の雲になった
時々は思い出すよ しょうもないギャグの事も
笑って思い出すよ
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