ふたりの絆川

命ふたつの 木の葉の舟で
捨てて来ました 故郷(こきょう)の空を
苦労かけたな おまえには
なによ今さら 水くさい…
倖せか
倖せよ
惚れてよかった ふたりの絆川

つらい時にも 弱音をはかず
じっとがまんで いく春越えた
そんな あんたに惚れ直し
そんな おまえに手をあわせ…
酔いたいわ
呑みたいね
情(なさけ)とけあう ふたりの絆川

肩が濡れてる こっちへお寄り
濡れて嬉しい あいあい傘よ
おまえ 女の鑑(かがみ)だよ
あんた やっぱり宝もの…
ささえあい
信じあい
惚れて惚れぬく ふたりの絆川
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