よいしょ・こらしょ

夕日に映える あなたの笑顔
私を置き去りにして 行方も知れず
恋のつらさが わからないのね
結婚しようと 思っていたのに
あれも夢 これも夢だといまさらに
胸を締め付ける夕食の
トントン まな板 叩けば泣けてくる
どこにあなたは いるのよ
好きな屋台の ラーメンすすり
人生なるよに なるしかならぬ

よいしょ こらしょ
ほらきた どっこいしょ
よいしょ こらしょ
ほらきた どっこいしょ

小窓に街が ぼやけて見えて
窓打つ小雨が胸を しとしと濡らす
あの日は夢ね まぼろしなのね
このまま過ぎるのね ふたりの全ては
この部屋の 残り香だけが 思い出と
涙引き連れて 泣けてくる
トントンまな板 叩けばあの頃の
やさしいあなたの微笑み
そうよあの時 女になって
すべてあなたに甘えていれば…

トントン まな板 叩けば泣けてくる
どこにあなたは いるのよ
好きな屋台の ラーメンすすり
人生なるよに なるしかならぬ

よいしょ こらしょ
ほらきた どっこいしょ
よいしょ こらしょ
ほらきた どっこいしょ
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