指先へと伝う心

ベイビーこどものころに
たくさんの夢をみる
青い服を着せられ
たいくつと きゅうくつと
なしくずしの勇気
あのね へんだけど
すこしまってもらえたら
しあわせのそそぎかたも
うまくなるから

みるとそこは空のようで
どうする?
みつけて 小さいけど
いっしょうけんめい手をふるから

叶うことの淡さと
せつなさもみえてくる
まちがいのない選択
シンプルに だいたんに
まっしぐらの純情
あのね へんだけど
熱っぽいみたい いつも
指先へと伝う心
月夜に泣きたい

みるとそこは海に近くて
しってる?
この素足にからまる
水しぶきのひとつはわたし

小鳥みたいに猫みたいに
なあに?
だいじょうぶよときどきは
しあわせに もがくのもわるくない
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