深淵

醒めない 夢の在処を 想い 描く日々
どうして 終わりが来るか 見渡せば 遠い

ー非通知ーと 携帯が鳴る 空ろに見てる
欲しいのは 安心だけ 誰でもいい…

何度も 繰り返す 似たような 過ちを
面影重なって目の前で消える
「自分の記憶(なか)では死んだ。」君の我侭なとこ
今は それでもいい

気持ちを 試す訳じゃない 何も望まない
黙って 耳を澄ませば ふと響く鼓動

傷ついた 心隠して 大人の表情(かお)
優しさと 逃げ続ける 子供のまま…

それでも 失った 悲しみに 慣れてくる
「どうして痛かった!?」それも辛いんだ
適える事よりずっと 願い続ける夢に
僕は 逃げていたよ

誰にも 知られたくない気持ち 隠してる
矛盾した気持ち 僕を笑って ねぇ…
手紙を書き続けても 宛先は解らない
空を見上げている

このまま 月日だけ 重なるよ 悪戯に
時間は 戻らない それは解ってる
流した涙の意味を 愛が消えてく意味を
ずっと忘れないよ
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