女ひといろ

あなたひとりを 命ときめて
かけて尽くして 夢追うわたし
逢うも 切ない
別れもつらい つりしのぶ
風の吹くまま さだめのままに
女ひといろ どこまでも

生きる寒さに 躓(つまず)きながら
なみだ道草 女の弱さ
そんな わたしを
やさしく濡らす 小糠雨(こぬかあめ)
いいの明日が 見えなくたって
ついて行きます どこまでも

一度結んだ 心の帯は
熱い情けを 二重に三重に
苦労 坂道
覚悟の上の 向い風
強いあなたに 背中を押され
女ひといろ どこまでも
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