本牧ららばい

想い出さえも 吹き飛ばす
本牧埠頭の 強い風
泣きたくなると ここへ来て
涙を海に 捨てたっけ

本牧ららばい 海鳴りが子守歌
本牧ららばい 哀しみが眠るまで…

カモメが一羽 波の上
私を 見るようで
哀しすぎて 泣けない ああ…

青春なんて どこにある
飲み干した バドの空き缶を
ひねりつぶして つぶやいた
アイツは どこにいるのやら

本牧ららばい 波の音かぞえてる
本牧ららばい 淋しさが眠らない…

コンテナだらけの 倉庫裏
想い出 探してる
淋しすぎて 笑った ああ…

本牧ららばい 海鳴りが子守歌
本牧ららばい 哀しみが眠るまで…

夜明けが間近の 水平線
小さな船が行く
淋しすぎて笑った ああ…
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