エリカの花散るとき

青い海を見つめて 伊豆の山かげに
エリカの花は 咲くという
別れたひとの ふるさとを
たずねてひとり 旅をゆく
エリカ エリカの花の咲く村に
行けばもいちど 逢えるかと

山をいくつ越えても うすい紅いろの
エリカの花は まだ見えぬ
悲しい恋に 泣きながら
夕日を 今日も見送った
エリカ エリカの花はどこに咲く
径ははるばる つづくのに

空の雲に聞きたい 海のかもめにも
エリカの花の 咲くところ
逢えなくなって なおさらに
烈しく燃える 恋ごころ
エリカ エリカの花が散るときは
恋にわたしが 死ぬときよ
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