すみれ色の空に

たった一度のお前の旅路に 贈る花束は派手ではないけど
すみれ色したひとやすみの空 小さな幸せ汗して守れよ

正直が馬鹿なもんか 真実の拳だから
嘘の剣など粉々に 信じたなら負けるな

泣き濡れた夜の向こうに まぶしすぎる朝が来る
笑われてもそうさ 傷つけるよりましだろう
心に一輪の愛が 咲いていればそれでいい
風がほら花びらを揺らせば さあ歩き出せ

いいとこばかり見せていたいけど 駄目な所こそ受け入れてもらえ
当り散らしてそれでも誰かの胸で眠りたい それが男だろう

謝り台詞探して 言葉選ぶくらいなら
静かに背中で言ってやれ「俺からもう離れるな」

泣き濡れた夜の向こうに まぶしすぎる朝が来る
解りあえぬ悲しみ 届かない願いもある
迷うときこそが人生さ 右も左も明日
答えならそこにある 過去など もう振り向くな

泣き濡れた夜の向こうに まぶしすぎる朝が来る
笑われてもそうさ 傷つけるよりましだろう
心に一輪の愛が 咲いていればそれでいい
風がほら花びらを揺らせば
すみれ色したひとやすみの空 小さな幸せ汗して守れよ
×