君が微笑むなら

静かに夜が明けて
昨日までの世界が変わってゆく

心には風をはらんで
生まれたたての日差しを
身体に受けとめて

君が微笑むなら 他に何もいらない
君が煌めくのなら
その瞬間(とき)“ためらい”という
言葉はいらない

独りの苦しみじゃない
分かち合う歓び見つけたい

言葉を越えた何かが
描き出す未来に折り込めて

涙こぼれるなら 僕の胸でふけばいい
道に迷いながら 君と遥かな夢を
探しに行きたい

君が微笑むなら 他に何もいらない
君が輝くのなら
心にためらいという
言葉はいらない

生命(いのち)あふれる地球(ほし)
幾億千の“出会い”たちが
語りかけるドラマを越えて………

僕は眼の前の君だけを見ている
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