アキラのダンチョネ節

逢いはせなんだか 小島の鴎
可愛あの娘(こ)の 泣き顔に
いやだ やだやだ 別れちゃやだと
いまも聞こえるサ この胸に
ダンチョネ

赤い椿が ほろりと散った
旅のお方の 恋しさに
沖の 瀬の瀬で どんと打つ波は
なぜに出船をサ 押し戻す
ダンチョネ

別れ風だよ やませの風だ
俺をうらむな 風うらめ
忘れまいぞと あとふりむいて
ダンチョうたえばサ また涙
ダンチョネ
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