箱入り娘

オー いつも 9時頃になると
時計をみながら 君は
オー 話す僕の声にも ただうなずくだけで
かばんに手をやり 君は

どうして家に帰らなくちゃいけないの
君のおやじさんなんて 気にするな

キン・コン・カン 踏切を境に
君とさよならをする

もうやめてしまえよ 箱入り娘なんて
君はもう20歳だよ

オー 今度 家のことは忘れて
遠くの街まで出かけよう
オー それが 悪いことだと言われても
ちっともおかまいなしにさ
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