丘に吹く風

風が緑をゆらしてる
ぼくはひとりであるいてる
丘にのぼれば大きな海が
静かに朝をつくってる

風が体をたたいてる
ぼくの心をゆらしてる
ひろがる雲よ水平線よ
ぼくはどこへゆくのだろ

今でも今でも ぼくは信じてる
どこかに確かな 愛があると

風はいつしか歌をやめ
まるで時間をとめたよう
いつものように坂をくだれば
そこにはぼくの街がある
×