涙の彼方

あとかたもなく 崩れ落ちてゆく あの日輝いた場所
失くして初めて 気付く存在は ただあまりに大きく

守り抜くことも あきらめかけてた 孤独に負けてしまう
手放した途端 戻れはしないのに 強く欲しがってても

いつからすれ違い 掛け違ったボタン
誰かの言葉さえ 痛みに変わり耳塞いだ

数え切れぬ 喜びと悲しみ 押しつぶされ 安らぐ場所も無く
助けを呼ぶ 声さえ失って 心つなぐこともう疲れたの

眠りの中でも 彷徨い続けた 消えて行くようで怖く
傘も持たないで 雨に飛び込んだ 曇る心流して

一人で歩いてた 朝焼けの街並み
ビルから差し込んだ 光につながれて気付いた

終わりのない 明日があるのなら 過ぎた日々に 今別れを告げる
かごの中に 閉じ込めた全てを 願いかけ広い空へ解き放つ

指の隙間 こぼれる砂の様に くだけ散ったカケラ拾いあつめ
やがて届く その時がくるまで 胸に秘めた夢 刻みこんでゆく

いつの日か君の笑顔 抱きしめて
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