グライダー

風を掴んだ赤いグライダー
高く昇って見えなくなった
君のもとへと飛んでゆけたら

丘に並んだ白い風車が
見送るように空を仰いだ
君と一緒に飛んでゆけたら

気まぐれに 吹く風が変わっても
いつも君は見つめてた
新しい世界を

どこまで飛んでゆくのだろう
ゆく先を知りたくて
いつだって僕は追いかけた
君のうしろ姿を

君がいつもそこにいたから
遠い夢にも届く気がした
今なら迷わずゆけるだろうか

大空からこの場所を見下ろせば
きっと不安や悲しみも
小さく見えるはず

自由に飛んでゆく姿が
僕には眩しすぎて
いつだって僕は追いかけた
君のうしろ姿を

その先に何があるだろう
君はゆく 恐れずに
その翼で

自由に飛んでゆく姿が
僕には眩しすぎて
いつだって僕は追いかけた
君のうしろ姿を

いつだって僕は追いかけた
君のうしろ姿を
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