「未来なんて、あるの?」ポツリ呟いた
「すぐそこに、あるさ」切なげな顔で
その胸の中から 逃げ出そうとする
あたしを ギュッと強く抱きしめた

泣きはらした目で 迎えた朝焼け
引っ掻いた腕に そっと触れたなら
君は許すように この髪を撫でる
そんな時 すべてを思い知るんだ

ふたりぼっちでも 歩いていけるよ
どんな武器も鎖もいらない
世界中に溢れた愛が
意味を持つのは
ここに君がいるから

あるだけのイメージをフル稼動させて
ねぇ 会えない日は 君を創るよ
君は笑うだろう はにかんだ顔で
それだけで たまらなく愛しくなる

ふたりぼっちでも 歩いていけるよ
君となら どんな闇も怖くない
世界中に溢れた愛が
意味を持つのは
ここに君がいるから

ひとりで生きる強さなんて
そんなのあたしはいらない
愛して 傷つけて
生きている理由を探し続けたい

ふたりぼっちでも 歩いていけるよ
どんな武器も鎖もいらない
愛も未来も怒りも喜びも悲しみも
君がいなきゃ…

ふたりぼっちでも 歩いていけるよ
どんな武器も鎖もいらない
世界中に溢れた愛が
意味を持つのは
ここに君がいるから
そう意味があるんだよ
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