賞金めあての宝さがし

あれは 去年の年も おしせまったころだったぜ
俺のうちの 回りで 誰かが やけに 騒いでる
何かと思い 窓ごしに 階下を みおろせば
何とか雑誌の 首が並んでた

一瞬たじろぎ 俺は 果たして 悪者なのか
やましい事でも この俺 やらかしちまったのかと
想いめぐらし 考える ひまもなかったぜ
次の朝にゃ ごらんの とおりさ

人の心に 土足で かまわず ハーイ失礼と
あげくの 果ては ある事ない事 わめきちらしていた
だけども しょうがないぜ だけども しょうがないぜ
賞金めあての 宝さがしだとさ

さぞかし人の不幸を ながめりゃ 楽しかろう
人の弱味で めしを食えば うまかろう
探偵もどきで 事実を 何かに すりかえて
闇とりひきは まだまだ 続く

ひと山あてたら 次のえものの けつをかぎ回り
きょうも せっせと ここほれワンワン すけべな野郎
しめきり まじかのページをうめたら ハイそれまでさ
200円分 脳なし頭

人の心に 土足で かまわず ハーイ失礼と
あげくの 果ては ある事ない事 わめきちらしていた
だけども しょうがないぜ だけども しょうがないぜ
賞金めあての 宝さがしだとさ

だけども しょうがないぜ だけども しょうがないぜ
賞金めあての 宝さがしだとさ
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