いかさまだらけのルーレット

春の嵐が吹きぬけるころ 大通りへ出た
そこには ほこりにまみれた
危険が待ちかまえてた
とてもやるせない気持ちで
全てゲームにかけた
ついにその夜 俺らスッパダカにされちまった

次の朝 黒装束の女が目の前に立ってた
とびきりいかした最後のゲームを
してみませんか? と
首を横に振ったら
金のナイフ 振りかざし
俺の左胸 ひとつき 全てが消えちまった

あゝ どうせ地獄に墮ちろと言うなら
笑い転げて このまま
真逆さまに転げ墮ちてやるぜ
あゝ どうせ地獄に墮ちろと言うなら
笑い転げて
真逆さまに転げ墮ちてやるぜ

全ては誰かが頭ひねったそいつのプランさ
いかさまだらけのルーレットに祝杯の鐘が鳴る
ほんの1秒前の
時計の結末さ
天使の笑顔に包まれ 眠りたかった

誰かゲームの館に時限爆弾をしかけてくれ
俺の後悔の魂だけは ほうむる為に
奴のルーレットがまた
回り始める前に
天国と地獄の間から叫び続けよう

あゝ どうせ地獄に墮ちろと言うなら
笑い転げて このまま
真逆さまに転げ墮ちてやるぜ
あゝ どうせ地獄に墮ちろと言うなら
笑い転げて
真逆さまに転げ墮ちてやるぜ
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