別れの詩

あなたは私に教えてくれた
そんなものだよ人生なんて
好きよ好きよとても好きでした
いつか逢える何処かで又逢えるわそんな気もして 私
一人で唄う別れの詩です

夜汽車に揺られて訪ねた街で
歩き疲れて氷雨に濡れて寒い寒い岬 海鳥が
北へ帰る群れにはぐれて一羽どこか似ている あなた
一人で唄う別れの詩です

あなたは私に教えてくれた
恋の苦しさ泣くことまでも涙 涙こらえ さよならを
忘れないわ哀しみ増す夜明けにそっと 旅立つ私
一人で唄う別れの詩です
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