ビューティフル

すべてをかわかったような口調で
言い当てられるのはうんざりで
かかとを踏んづけたまま そこを抜け出した
何もないまっすぐな道を ただ 歩いてたかった

またひとつ パズルを並べて
またひとつ うまくはまらなくて
たったひとつの答えはどうやら なくしたみたいだ
どこにもない完成図 むりやり知ろうとして
この手を伸ばした

歩き出そうとするたび
つまづくこと恐れてた
僕らは形の合わない景色つなげて
触れては傷つけてた

やっと描いた美しい景色
うなずいては浮かぶクエスチョン
このまま暗闇をつたっていっても
降りるべき目的地を僕は見つけられないだろう

嬉しいと言うから 僕は笑った
悲しいと言うから 僕は泣いた
それでもはぐれてしまう あまりに正しくて
たぶん答えなんてはじめからなかったから

もうはなさない

歩き出そうとするたび
もう一度見つめてみよう
目の前の景色はどこかイメージと違う
でもそれはとてもきれいだった

歩き出そうとするたび
もしつまづいたとしても
僕らは形の合わない景色つなげて
こんな名前つけるだろう
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