ひとすじの道

私はあるいて来た 幼いあの日から
ただ一つの道を 迷う事なく
手ひどい仕打ちの雨 背にうけたときも
ただひたすら歌で 心つたえて来た
喜びにつけ 悲しみにつけ
歌は誰もが忘れかけてる まごころの灯を
胸にともしてくれる 胸にともしてくれる
私はそんな歌を 声を限り明日も
うたいつづけたい いのち果てる日まで

涙の河をひとつ 越えるたびに人は
前の自分よりも 強くなるもの
愛する人と別れ 酔い痴れたことさえ
今では むかし見た古い映画のよう
人生という旅に疲れた 人の心を
いやすその歌 うたう幸せ
いつも抱きしめてきた
いつも抱きしめてきた
今日また私は行く この道ひとすじに

たとえ暗闇が行く手 さえぎろうとも
たとえ暗闇が行く手 さえぎろうとも
うたいつづけたい いのち果てる日まで
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