まぶたの夢

昨日までたどったこの足跡そっと蹴ってみたり
あの日の気持ちを声もださずじっと待ってみたり

思い出にでかけた意識に誘われて
力の少しぬけた時間にあそばれて...

幼いこの心に新しい靴をはいて
足音も1つたてず このまぶたに残して...

退屈が向こうで低い椅子にじっともたれながら
私の言葉の一人歩き もっと期待したり

くだらない話をして全てを捨てていって
誰かにみつかるまで なつかしい口笛吹く

幼いこの心に新しい靴をはいて
足音も1つたてずこのまぶたに残して
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