Elm

冷たい冬の側で眠り続けた
全てを知りたいと君が言う

水面に映る世界 真昼の太陽
全てがあるようで何も無いとき

しなやかに届く
光がまぶしくて今は何も見えない
振り向くこともできる自由に

静寂を閉じこめた貝の殻と殻
吐息がつたう指でなぞる

夏の花を身にまとい軽やかに踊る
2人だけの秘密のメロディ抱いて

透き通る意識
光がまぶしすぎて今は何も見えない
引き返すこともできる いつでも

世界を旅する風があなたの居場所をひらく
未来を抱いてここに来て

光がまぶしくて今は何も見えない
振り向くこともできるあなたは自由で
庭にたたずむあなたを遠くで見てるよ
楡の木の下で種を植えるあなたを見てる
×