南の恋祭り

好きなあのひとは 帰ってくるかしら
遠い約束を 覚えているかしら
ハーあの夜と 同じ色の
ハー祭りの衣裳に 口紅さしてヨ
待ちわびる ザボンの木蔭で
私の背丈が 長くなる ハーー

シュロの並木路で より添うあの影も
祭り囃子がさ 咲かせた恋の花
ハー似ているね あの日の二人
ハー怖さ知らない あのひとの胸に
もう一度 抱かれてとけて
流れてゆきたい 天の川 ハーー

好きなあのひとが かわいい女つれて
都会ナンバーの 外車に乗ってくる
ハー夢を見て 枕も濡れて
ハー吐息まじりに 星空見ればヨ
未練ねと 河鹿が笑う
南の祭りは 恋祭り ハーー
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