影の唄

月夜の野道を行けば 影が俺を付けてくる
遠くで夜風が泣いてる

誰にも言えぬ悩み 今夜打ちあけよう

お前には下手な嘘はつけない
つけない
ああ、恥ずかしいことばかり思い出すね

百八つ数える鐘が鳴る

街の灯は月光より 強く まばゆく
美しい街 夜は明るすぎて皆、人は影を見失う

百八つ数える鐘が鳴る
百八つ数えて鐘が止む

影! お前はだれだ ただの傍観者
影! お前だけさ 俺を見捨てないのは
影! 影! 遠くで夜風が泣いてる
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