snowman

snowman 待ってた ホームのすみ
まっしろなゆき街中にふりつもるのを
蝉のこえ聴きながら
かれは待っていたいくつも電車がすぎるのを
手を振りながら目を閉じて思い出してる
どうしてここにいるのかな?
いつのまにか忘れてる
空にきみのえがおゆらりゆらゆら揺れていた
snowman snowman いつまで待つのかなあの子のこと

snowman やっと気がついた
もうきっとあの子はこないって

白いゆきふりつもって冷たくなってゆく
道のむこうだれか走ってゆく

引き出しの中には
守れなかったやくそく、やくそく
埃になって舞い上がる
さあ踊ろうこうかいのダンス

ふたりの笑い声も真っ白になってとけてゆく
snowman あの時しあわせだったのかな雨の下で
きみの声がゆらりゆらゆら揺れていた
snowman snowman いつまで待つのかなあの子のこと
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