四月一日

凛と咲いた桜その真下で もう一度あなたに出逢いたくて
数字の配列のような人混み 何かを踏みしめて先を急いでる
雑沓の中に忘れてた夢や希望 いつも側に居た誰かの笑顔
光浴びた風をはためかせて 暖かな息吹に頬を染めて
凛と咲いた桜その真下で もう一度あなたに出逢いたくて
あれから季節は幾度も過ぎて あなたはどれくらい大人になれたの?
あれほど望んだ自由を手に入れたはずの 鏡の自分が目を逸らしてる
光浴びた風をはためかせて 暖かな息吹に頬を染めて
凛と咲いた桜その真下で もう一度あなたに出逢いたくて
人は悲しい生き物 幸せを叫ぶくせに
本当に大事な想い出さえも 棄てて涙する
春が来て夏は過ぎ陽が沈む 秋が往き冬を告げ陽が昇る
これからもこれまでも変わらない 何時でも幾度も笑えるから
光浴びた風をはためかせて 暖かな息吹に頬を染めて
凛と咲いた桜その真下で もう一度あなたに出逢いたくて
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