銀列車

夜空の隙間にはまった
三日月の砂時計
終わる事を知らないように
時を刻んでく 置きざりのまま

降りる駅もわからないまま
飛び乗った流星の列車
くりかえす七つの夕ぐれ
願いはいつもたった一つ

もう行かなくちゃ 行かなくちゃ
震える手を隠し
あぁ最終のベルは まだ鳴っちゃいない

狭い部屋で一人僕は
膝を抱えたまま
わかってはいるけれど 笑顔つくれないまま
狭い部屋で一人僕は
進むことを恐れて
わかってはいるけれど 前を見れなくて

もう行かなくちゃ 行かなくちゃ
震える手を隠し
あぁ最終のベルはまだ

もう行かなくちゃ 行かなくちゃ
震える手を隠し
あぁ最終のベルは まだ鳴っちゃいない
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