坂道

友達とはしゃいで
久しぶりにこんな 大きな声で笑った
丘の上 寝転んで
暮れゆく空見てた あの日と同じように

だんだんだんだん だんだんだんだん
知らず知らずのうちに 僕ら 大人になってた
どんどんどんどん どんどんどんどん
時にのまれて 追いかけてた光 霞んで見える

何となく過ぎてゆく
毎日には何も 誇れるものがない

だんだんだんだん だんだんだんだん
溜息ばかり増える 僕は 何してるんだろう
どんどんどんどん どんどんどんどん
地図に残した 足跡さえ今は 歪んで見える

あの日描いてた 未来の自分に
いつかこの手が 届きますように…

だんだんだんだん だんだんだんだん
街に灯りが ひとつ、ふたつ 燈り始めて
どんどんどんどん どんどんどんどん
僕の胸にも 追いかけてた光 甦っていく
×