群れ

いつまでも俺を あの日の姿で
閉じ込めようとする群れがいる

この空にだって穴を 空けちまう時代に
俺の足跡で言葉の海をつくり 泳げないと言う

手編みの橋を渡る途中だ
女は知らない振りで いてくれる

小さな咳をひとつしただけで
とんだ話が出来上がってる

隣の温もり 感じるベッドで
“大丈夫だよ”と 口からこぼれた

確かなものや答えは 誰にも無いんだ
恋の始まりと終わりだけに 周りは興味をもつんだ

背伸びはすんだ 天気はのんきだ
しけたマッチで俺を湿らすな

寂しいことはもっとほかにある
いつもいつも 思うこと

自分の中の自分に よく負けてしまう
そして愛と勇気は どこまで一緒だろうか

背伸びはすんだ 天気はのんきだ
しけたマッチで俺を湿らすな

寂しいことはもっとほかにある
いつもいつも 思うこと

ふたつは… どこまで…
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