象の目

夕暮れの街にオレンジ色を映して
楽しそうに苦しそうに何を見てる

窓ばかりのビルディング反射する明日を
悲しそうに いや 嬉しそうに僕は見てる

くだらないニュースが流れる時代に
僕らが残してゆけるモノ
探している

何が起こるかな?
わからないから世界は素晴らしい
今日と同じ僕なんていらない 言い切れるかな?
でも期待して生きていたいのさ

嫌な夢に目覚め 頬をつたう憂鬱を
洗い流してうなずいては我を想う

つまらない映画をわざわざ観に行ったくせに
どこか足りなくてイライラする

何が起こるかな?
わからないから世界は素晴らしい
今日と同じ今日は来ない 信じてみよう
あるがままに生きていたいのさ

サーカスに誘って断られ
ひとり象を見てた
悲しいその瞳に明日は何を映し出す?

”誰が来るんだろう?わからない この世界は素晴らしい”
”だから目を開いて 今日も目を開いて 信じてごらん”
”まだ 君を信じてごらん”

そうだ世界は素晴らしい
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