炭酸少年

あぁ 今日も目覚めただけ
朝陽も月も関係なくて

ただ 喉を潤すだけ
気泡が抜けていた昨日のサイダー
ほんの少しだけ残ってたんだ

いつまでも いつまでも
幸せが続くわけではないと
ダメな僕もわかってるんだ
このままじゃ決して終われないのです

あぁ 特別 取り柄もなく
まぁ 人並みに大人になった

まぁ 別に寂しくないが
人は独りじゃ壊れるそうです
くすぐるものをすべて飲み込んだ

いつの日か いつの日か
すべてなくなり消えて行くのなら
僕が少し 今日を少し
変えてみるのも悪くないでしょう?

いつの日か いつの日か...
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