僕だった

きっとその時が来るものと指折り数え
季節はもう何度目かの春を迎え
片方の靴紐が解けてるボロのスニーカーで
落ち着きを知らない大地を踏む音が鈍く響く

君を取り巻くあらゆる困難を取り除きたい
力になりたい一心で もがいてきたけれど
いつまでも煮え切らない僕の態度が
なによりも君の悩みの種になってたんだね

教えられたのは僕だった
かき乱したのは僕だった
救われたのは僕
少しも変わらず微笑む君

君が笑うなら 僕は夢中で話そう
君が笑えない日が来ることのないように
君が笑うなら 朝も昼も夜も話そう
君に似合う笑顔が絶えることのないように

君を取り囲むあらゆる景色を分かち合いたい
一つに縒り合う一瞬を 模索してたけれど
いつまでも煮え切らない僕の態度に
白黒つけようともがいていたのは そう 君だった

教えられたのは僕だった
かき乱したのは僕だった
救われたのは僕
少しも変わらず微笑む君
君が笑うなら 僕は夢中で話そう
君が笑えない日が来ることのないように
君が笑うなら 朝も昼も夜も話そう
君に似合う笑顔が絶えることのないように
教えられたのは僕だった
かき乱したのは僕だった
救われたのは僕
少しも変わらず微笑む君

励まされたのは僕だった
取り乱したのは僕だった
泣き出したのは僕
それでも変わらず微笑む君

君が笑うなら 僕は夢中で話そう
君が笑えない日が来ることのないように
君が笑うなら 朝も昼も夜も話そう
君に似合う笑顔が絶えることのないように
×