右手

気が付くといつもそうだ 猫背になってくたびれて
車窓に映る 奴が見てる
力のない瞳になって 人ごみの中 同化している
君も僕も消えかけてる

おっとこりゃまずい… 空気にのまれていた
君が差し出す右手をそっとつかんだら

ふいに目の前の世界が息を吹き返す ありきたりだけど
野暮な言葉より 確かに見つけた温もり
いつかみた夢の続きがこの先にあるはず
もう一度 その手を握り返して
沈んでた さっきまでの僕にバイバイ

やわらかい日差しの中で 君の背中を眺めてる
この景色が 続きますように…
形のないこの想いは 君だけに向け飛ばしてる
届いてるか分からないけど

君の目に映る僕はでかくもない
だけどこの想いはきっと…

向かい風の日にも どしゃ降りの雨の日にも 隣にいて
信じていく事 強さを今この手に入れて
いつかみた夢の続きがこの先にあるはず
もう一度 その手を握り返して
霞んでた さっきまでの世界にバイバイ

向かい風の日にも どしゃ降りの雨の日にも 隣にいて
信じていく事 強さを今この手に入れて
いつかみた夢の続きがこの先にあるはず
もう一度 その手を握り返して
霞んでたさっきまでの…
沈んでたさっきまでの
僕にバイバイ
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