傷跡

求めれば求めるほど 届かない
探せば探すほど 見つからない
きっとそんな過去はねぇ もういらない
見定めた地図なんてどこにもない

何もかもこの手で壊せたなら
私は目に映る キレイなものを
この手で消してしまいたかった

誰かの優しさに触れるたび
自分で勝手に傷ついてきた
誰かに作られた輝きなんて いらない
私は自分の輝きは自分で作っていくから

手にすれば手にするほど
薄れていく
掴めば掴むほどこぼれていく
きっとそんな過去もねぇ
もういらない
すべては簡単に消えてしまうもの

作られた笑顔 うまく見えてる?
私は意味も無く 誰かに逆らうことなく
心の扉閉ざしてきた

誰かの冷たさに触れるたび
自分で勝手に疑ってきた
例えば不意に見せる 悲しげな君の
瞳で私はどんな色をしているの?
いつでも気にばかりしてきた

誰かの優しさに触れるたび
自分で勝手に傷ついてきた
誰かに作られた輝きなんて いらない
私は自分の輝きは自分で作っていくから
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