哀愁とバラード

もしも私のココロが
汚れていたのなら
あなたはそのキレイな手で
いつも拭き取ってくれていて
ひどく赤くなった傷も
優しくやわらいでいった
長くは続かないのかも
誰かのために涙を流すことを

夕べ 部屋に鳴り響いたメロディは
甘い生活が残していった
切ないだけのバラード

あなたの愛しい指が
レコードに針を落とせば
聞き慣れたコトバが流れだす
それだけで涙があふれる
知りすぎたこの身体にも
新しく生まれる思いよ
長くは続かないのまた
誰かのために涙を流すことを

夕べ 部屋に鳴り響いたメロディは
甘い生活が残していった
切ないだけのバラード

此処においてゆくもの
とりかえしのつかないもの

夕べ 部屋に鳴り響いたメロディは
甘い生活が残していった
切ないだけのバラード

長くは続かないのかも
誰かが私に涙を流すことを
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