Houston

どんな朝にでも 変わりなく
風がそっと吹いてる
満ち足りない両ポケットに
あともう少しの春を待とう

絵に描いたような白い太陽さ
僕の陰を伸ばす正体は
言わないで
君にもわかるだろう?
前を向けば

君の待つ方へ
風が野を駆けるような
時にはうつむいても
滲んだ絵は少しずつほら 色を成してゆくから

どんな道にでも 花は咲いて
風はそっと吹いてる
二人の呼吸が揃ったら
あともう一歩の 勇気を知ろう

答えが今日も見つからなくて
目を伏せてしまいそうになるけど
追えば 近づくものなんじゃないかな
きっとそう思う

だから前向こうね
風になびくように歌えば
声にはならずとも
歩き出す僕らを今止めるものはない

どんな痛みも 二人の上を流れる雲が
少し運んでくれる
大きな呼吸が 二人だけの 力になる

壊れてゆく遠い記憶
生まれて来る明るい朝
二人でいつも見てゆく
すべての景色を潤してあげたい
君の待つ方へ
次は僕が一歩 前へ
心に強く響くこの歌は
滲んだ絵に少しずつほら 色を成してゆくんだ
×