eyes

目覚まし時計が鳴るまで待てない
大っきなパジャマの中で
気持は毎朝 あばれてた
どんなことでも できる気がした

固い歯ブラシの あの痛さが好き
過保護の仔猫のように
何も知らないでいたくない
遠い世界を見てみたい

一度も逢えないまま
過ぎてくはずの人に
ひと言 伝えたい
逢えて うれしかったと それだけ

ひとり 淋しくならないで
さよならに沈む時も
何が大事なことなのか
目を閉じないで確かめたい

ロードショーになら ひとりでも行ける
あっけなく終わった恋は
爪を切りすぎた時みたい
痛みだすのは いつもあとから

工事現場には新しいビルディング
じっと待つだけじゃダメさ
街は さりげなく教えてた
歩き続けていけそうよ

悲しい出来事さえ
力に変えるように
言葉にしないまま
胸に ためているけれど いつでも

つらく無口にならないで
理由もなく 泣けてきても
朝は誰にも新しい
一日を用意してる

ひとり 淋しくならないで
さよならに沈む時も
何が大事なことなのか
目を閉じないで確かめたい

つらく無口にならないで
理由もなく 泣けてきても
朝は誰にも新しい
一日を用意してる
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