思い出にはできなくて

寂しさをかき消すように 彷徨う街並み
忘れたはずの君の笑顔 心を染めてく
誰よりも愛し過ぎて いつしか慣れ合う
すべてのやさしさ ふたりの胸に 安らぎ失くした

思い出にはできなくて 眠れぬ夜に戸惑う
もしも君が あの頃と 同じ気持ちでいるとしたら
今すぐに抱きしめたいよ

海沿いに車止めて 見つめた夕暮れ
言葉を交わすたびに 確かなぬくもり感じていた

思い出にはできなくて 眠れぬ夜を憶えた
今も君があの頃と 同じ気持ちでいるとしたら
もう二度と離さないけど…

流れていく季節(とき)の中で君だけ見えない
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